kayokobeauty’s blog

Beautyとそのまわりのこと

【読書記録】自由への手紙 オードリータン

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日本初のオードリータンのインタビュー集

 

台湾デジタル担当政務委員大臣

オードリータン という肩書と年齢の若さ

そして閣僚なのに親しみやすい雰囲気なのが不思議だな、とずっと気になっていました

 

コロナ禍で各国の政策が報道される中

なんか台湾すごいぞ?

マスクの供給が追い付かなかったときにも

国民全体に行きわたるように工夫されててなんでだろう?と調べたのがきっかけです

 

はじめさらーっと読んだあと何回か読むと

台湾だけではなくすべての国で起きている問題も多く

台湾はどのように解決したのかが大変わかりやすくなっています

 

格差、不安、国家、年齢といったものから

ジェンダー、家族、仕事から自由になるその方法、考え方

これはもう世界中で起きている問題!

 

 

一部抜粋すると

自由には2種類ある

「ネガティブ・フリーダム」と「ポジティブ・フリーダム」

 

「既存のルールや常識、これまでとらわれていたことから解放され、自由になること。」

「消極的な自由」がここでいう「ネガティブ・フリーダム」です

個人の自由ね

 

これでも十分自由なのでは、と思いつつも

 

「自分だけでなく他の人も解放し、自由にしてあげること」

「みんなが自由になるにはどうすればいいのか、具体的なToDoを考えること」

「自分の可能性を力に変え、その力を誰かのために役立てること」

これが「ポジティブ・フリーダム」だというのです

 

自分が変えたいこと、起こしたい変化を起こせる人ことが「自由な人」だと

 

 

オードリータン自身もすごいんだけど一人きりで達成しようとしてなくて

台湾の市民の力を借りたり、ITをフル活用したり

一人で動くのではなくみんなが動ける仕組みを作っているので

それにそってプロジェクトが走り始めたら

いけちゃうと

マスク国民に届いちゃうと

 

IT,ITといいながらAIに仕事うばわれるーなんてネガティブなイメージもあるかもしれないけど

レジなんてね、絶対AIのほうがいいと思うの

人間が立ってなくてもできること沢山あるから

 

無人コンビニやセルフレジもコロナ禍でだいぶ進んだけど

ワクチン供給などまだまだ解決は先になりそうな時代ですからね

 

家族の在り方も、ジェンダーの考え方も、子どもたちが育っていく上で

生きやすい世の中になればいいな〜ではなくて!

1秒でも早く実現してみんなが生きやすい世の中になればいいと思う

そしてそれができる気がする本でした

 

よく言語が一つだったら

住む場所が自由に選べたら、ということを考えるのが好きな子どもだったんですが

 

オードリータンが大臣してる国に住んでみたいな、ではなくて

オードリータンがいる世界なら、その先の世界ならどこでも住める

 

そんな希望が持てる本です。

おすすめです!!!

 

本屋さんにめっちゃ難しい感じのオードリータンの本もあって

それも読みたかったんだけど難解な用語が多そうだったのでそれはまた

 

基本的にネットで本買うのが楽だしよく使うけど

本屋さんで本の厚さとか中身とか雰囲気とか

ちらっと見れるのも好きです。

 

これは中学生なら読めるんじゃないかなーと思うので

パパママにもおすすめです、色々話し合える材料にもなると思います

 

ではまた