フォレストガンプインド版です
やっちゃったよ
やってくれちゃったよ、アーミルカーン
字幕は英語しかないのですが、もはやヒンディー語の簡単なセリフはわかる気がして
フォレストガンプだし大体雰囲気でいけるよね?って事で楽しみにしてたのです
感想から言うとよかったです
やってくれたよ、アーミルカーンって感じ
アーミルは57歳なんですね
フォレストガンプをこのために見直したのですが、トムハンクスは若い時に撮ってるんですね
しかしアーミルは体型まで変えてくるのでモーマンタイ
今回もしっかり20代でした
しっかり20代ってなんだよ!って感じだけど
そうとしか言えないの
ヒロインももちろん、しっかり20代に見えましたよ
(きっとうまくいくのヒロインだよ、眼福眼福細部まで所作が美しいしもう見てるだけでリッチなお二人よ)
信念を貫いて生きる所とかが既にフォレストガンプっぽいんだよね
純粋さ、まっすぐな瞳、
誰もがそうありたいと願うけど難しくて実際は違う行動をとってしまう局面で
PKやラガーンでもアーミルの役はまっすぐな青年が多かったです
しかしこのラールシンチャッダは
インドの時代背景をしっかり織り込み
素晴らしい音楽
フォレストガンプとはまた違う解釈でフォレストガンプを楽しめます
もちろんまっすぐな青年なのに変わりはないんだけども
宗教、貧困、福祉の弱さらへんがすごく大きな違和感なく見れたのがすごいなと感じました
フォレストガンプ見た時に
いや〜現代だったらないな、とかこの描写ちょっときついなーと思う場面があったんだけど
そこにめちゃくちゃ配慮されてる感じがしました
構想は13.4年前から始まってたというので、それだけ練りまくったのでしょうな
映画とはいえ感情移入すると楽しめるもんね
あと毎度音楽がいいです
インド映画語るのに音楽って欠かせない
ダンスもだけど、よい音楽あってこそなのです
ちなみに今回のは踊りません
アーミルの作品を追い始めてもう10年(!)
観れるまでが早い、観終わったらSpotifyですぐ音楽聞けるってほんとこの速さ素晴らしいですわ....
DVDやサントラのCD買うのもAmazonで一苦労だった時代が懐かしいですな
時代背景織り込んで〜っていうと
まだここ数年できてくる映画はコロナの影響を描かないかもしれないけど
個人的にはコロナ禍の初期がしんどかったので、生活に大きな影響を与えたと感じます
パンデミック当初、ステイホームしまくってた頃の不安と閉塞感ってなんとも言えないよね
けどそれなしに語れない2020年代です
ここ数年の私のインド映画鑑賞の大きな変換点は
バーフバリなのですが、監督が新しい映画をひっさげて10月に来日しますのでそちらも楽しみです
ではまた!